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[IPM:507] はじめまして



 こんにちは。はじめまして。筑波大博士課程の木村貴好と申します.
 12月に教官のご紹介で、このメーリング・リストに登録いただきました.
 毎日活発な意見交換がされていて、とても勉強になります.

 私は、本年、縁あって地元の農業生産法人に就職し、現在は大学院にも
在籍しておりますが、来年以降、契約農家の害虫管理の指導をすること
となります.
 会社もIPMを実践し、その成果の報告等してゆきたい方針です.
そのためにも、ここでの皆様の経験と知識を活用させていただきたいと思
いますので、よろしくお願いいたします。

 さて、今年の夏は、食品への異物混入が多く取り上げられ、(漬物)メーカーからの
返品も多く、そのしわ寄せが農薬による防除の徹底ということで、生産者に
かえって参りました.
 混入した昆虫の同定を会社に頼まれるのですが、クレームの中には、寄生蜂や、
ヒラタアブの幼虫や蛹など、天敵も含まれているのが現状です.
 
 天敵による防除ということは、これから進めてゆきたいと思っていますが、
消費者やメーカーにとっては、害虫と扱いがかわらなくなってしまうようです.

 私は、やはり天敵利用に関しては消費者やメーカーへの理解も同時に進め
てゆかなくてはと思いますが、このような反応に対して、皆様はどう考えられ
るでしょうか。これは、害虫の許容レベルと同じ問題かもしれませんが、
今回は、天敵に関する反応の紹介と、もしご意見あれば、よろしくお願い
いたします。それでは、失礼致します.