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[IPM:1024] Re: 蚊取り線香の安全性
菅原様、IPMML皆様
石塚@日植防です。
林君のコメントに追加します。
> 巷には、農薬登録されていない木酢液などほか、
> もっとあやしげな資材が出回っていて使用されています。
木酢液に代表されるような「自然のもの」や「植物由来」を
謳った「資材」は特にここ数年数え切れないほど出回って
いるようですね。 農業関係の雑誌等にはページの至る所に
大小広告が目に付きます。
環境保全や持続型農業はたまた農薬半減と言った新たな
目標が掲げられたのを機に一気に増えたのは何とも皮肉な
感じです(笑)
今の農薬取り締まり法では「病害虫防除」を明確に
謳わなければ法の目をかいくぐることが可能です。
「安全」とか「自然」を謳っているこれらの開発会社(個人)は
巧みにそれを行っている訳です。
登録外使用は勿論違法ですが、登録の必要が無い「資材」
を使うには何の問題も無いという落とし穴がある訳です。
しかし、安全のために数十億円と言われる開発経費の大部分を
慢性毒性や急性毒性などの試験費用に当てているまじめな
会社の製品が、それら「資材」の対局の悪玉にされているのは
困った状況です。 「農薬」として売るには食品添加物であれ
食品そのものであれきちんと諸々のハードルを越えて登録
されているのに、何の安全性も確認していない「資材」が大手を
振って売られている事実は、我々もさることながら生産者や消費
者がもっと賢くならないといけないのではと痛感します。
最近問題になっている農産物の不正表示や添加物の不正
使用等と同じように、安全が確認されていない「資材」を
安易に使用する風潮に警鐘を鳴らさなければと思うこの頃です。
生産者や指導機関の方々もまじめにこのことを考える時期では
無いのでしょうか?
「自然」と「安全」が必ずしもイコールでないことをつらつら述べる
ことはここでは省略します。