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[IPM:1135] 遮光処理について
はじめまして。
北海道立中央農業試験場の斉藤美樹と申します。
昨年の春から、施設栽培きゅうりのIPM技術確立のための
試験を行っています。どうぞよろしくお願いします。
今日は吹雪です。
みなさんの県ではこの時期も試験を行っていらっしゃるのでしょう
(むしろ今がメインなんでしょうか)。うらやましい限りです。
ところで本題ですが
チリカブリダニ等は暑さに弱いという話ですよね。
私たちの試験場ではこれまでに、カブリダニでハダニをなかなか抑えられず
夏の高温の影響かと考えまして
ビニルハウスに遮光処理(光透過率60%)をして
高温時間を短くする、という試験をしました。
確かに大幅に高温時間は減りましたが・・・
きゅうりの生育への影響や、
ツヤコバチやアブラバチが暗いのを嫌って外にでていってしまわないかと思って
今年も続けるかどうか悩んでいます。
はたしてそこまで温度を気にする必要があるでしょうか?
ちなみに、遮光処理をしなくてもハウス内最高気温は35℃程度です。
また、遮光処理により天敵に悪影響を与えるということはあるんでしょうか?
どなたかご存じでしたら教えていただけませんか。
よろしくお願いします。
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〒069-1395
北海道立中央農業試験場
クリーン農業部総合防除科
斉藤美樹
TEL 01238-9-2288-324
FAX 01238-9-2060
m-saito@agri.pref.hokkaido.jp
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