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[IPM:1136] Re: 遮光処理について
こんにちは。宮大農学部
大野です。
齋藤さま、皆様
カブリダニの利用は大野も失敗例が圧倒的に多いので、
天敵への影響はどなたか答えていただくことにして、遮光処理のキュウリへ
の影響についての意見です(といっても、一緒に取り組んでいる農家さん達か
らの受け売りですが)。
キュウリは結構光が必要な作物だそうです。遮光するなら、朝の光はあてて
やり、昼前後の気温が上昇する時期だけ遮光する方が普及性高そうです。
以上。
>はじめまして。
>北海道立中央農業試験場の斉藤美樹と申します。
>昨年の春から、施設栽培きゅうりのIPM技術確立のための
>試験を行っています。どうぞよろしくお願いします。
>
>今日は吹雪です。
>みなさんの県ではこの時期も試験を行っていらっしゃるのでしょう
>(むしろ今がメインなんでしょうか)。うらやましい限りです。
>
>ところで本題ですが
>チリカブリダニ等は暑さに弱いという話ですよね。
>私たちの試験場ではこれまでに、カブリダニでハダニをなかなか抑えられず
>夏の高温の影響かと考えまして
>ビニルハウスに遮光処理(光透過率60%)をして
>高温時間を短くする、という試験をしました。
>
>確かに大幅に高温時間は減りましたが・・・
>きゅうりの生育への影響や、
>ツヤコバチやアブラバチが暗いのを嫌って外にでていってしまわないかと思っ
て
>今年も続けるかどうか悩んでいます。
>
>はたしてそこまで温度を気にする必要があるでしょうか?
>ちなみに、遮光処理をしなくてもハウス内最高気温は35℃程度です。
>また、遮光処理により天敵に悪影響を与えるということはあるんでしょうか?
>
>どなたかご存じでしたら教えていただけませんか。
>よろしくお願いします。
>
>****************
>〒069-1395
>北海道立中央農業試験場
>クリーン農業部総合防除科
>斉藤美樹
>TEL 01238-9-2288-324
>FAX 01238-9-2060
>m-saito@agri.pref.hokkaido.jp
>****************
>
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大野和朗 (Kazuro OHNO)
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1−1
宮崎大学農学部食料生産科学科 応用昆虫学研究室
電話&FAX 0985-58-7578 (直通です)
e-mail: ohnok@plant.miyazaki-u.ac.jp(研究室)
key words:IPM, Biological Control, Insect Ecology
天敵カルテ: http://www.tenteki.org/
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