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[IPM:1410] またまたニジュウヤホシについて
毎度ニジュウヤホシのことでお騒がせしています。
何か手がかりになるようなことがほしいなと思った時は、わーわーと騒ぎまくるのもひとつの手だなと思っています
もので。
家内のお父さん(77才)は兵庫県の氷上郡で木こりでしたが、3年前に現役を引退しました。
わが農園から嫁入りしたトマトやナスなどの苗を育てて家庭菜園を楽しんでいます。加古川支流の氾濫したがらがら
土の上の自家菜園で、毎年ジャガイモやトマトナスなどを作るので連作です。それが10月初め頃まで立派なトマト
をならせるので驚きです。本家本元の僕が、7月下旬になったらトマトはダウンしてしまうのにです。毎日夕方に
なったら、井戸水を畝間にじゃぶじゃぶと流し込んでいます。暇なものだから、夕立が降っても井戸水を引いていま
す。もしかして、それが秘訣かもと思ったりしています。
さて、そのじいさんが病院帰りに我が家に立ち寄ったものだから、ニジュウヤホシのことを話してみました。こちら
では、ニジュウヤホシのことを「サル」と言います。
「おるおる、毎日、割り箸に木工ボンドをつけて、葉っぱを撫でまくっとるよ。おもしろいように捕れる。今までナ
ス8本の木で、500〜600匹くらいは取ってる。午後3〜4時くらいになったら飛んできよる、、、、、」
「ん?そんなによそから飛んでくるのですか?だったら、初期の段階でつぶして廻って、サルの密度を低くしておい
ても無駄かなあ?」
「(無言の笑顔)」
その晩、我が家で呑み会があって、姫路市水族館の市川さんが来てくれました。
指折りのタガメ博士です。
その市川さんにも、ニジュウヤホシのことを騒ぎまくりました。
市川さん曰く
「奄美大島の畑さんが、激辛のトウガラシを果菜の苗に振りかけたら、アブラムシが寄りつかなかったと言ってたで
しょう。あの手はいけるかもしれませんよ。虫はいやがると思いますよ。タバコのニコチン液を散布する方が、もっ
といやがりそうに思いますね」
(家内)「そういえば、おじいちゃんが山に行く時、地下足袋にニコチン液を振りかけて行ってました。虫除けに
なっていたみたい」
(ぼく)「あいつの畑はくわばらくわばらと、よその畑に逃げていってくれたら、それでいいんだからね」
(家内)「レモンの木を植えた時に、最初の1〜2年虫がいっぱい付いて、消えそうになった時に木酢液にトウガラ
シと楠の木のおがくずをつけ込んで、その希釈液をかけまくったらそのうち虫がいなくなってレモンが助かったわ
よ」
市川さんの昆虫に対する感度は、いっぺんだまされてみようかと思ってしまうものがあります。
ご進物でもらった木酢液がいっぱいあるので、それにトウガラシをいっぱいつけ込みました。ニコチン液を散布する
前に、ニコチンではウィルス病の心配があるので、トウガラシでうまくいけばもうけもの。まずトウガラシでやって
みて、それでダメならニコチンをやってみようと思っています。
最近はずぼらになって、葉面散布なんてここ数年やっていませんが、ダメでもともとです。