[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[IPM:1411] Re: またまたニジュウヤホシについて



こんにちは。宮大農学部
大野です。

 山下さん、皆さん

 木工用ボンドの捕殺はなるほどと感心しています。でかい露地ナスでは少し骨折れそうですが、ポット植えのナスや数
本だと、良いアイデアかもしれません。

 トウガラシなど各種自然物由来の散布は、どれくらい効果が持続するかと、天敵への影響がポイントですね(不勉強
で、この点はまったく分かりません)。

 山下さん、効果について教えて下さい。以前のメールでもお話したように、アザミウマの強力な土着天敵ヒメハナカメ
ムシ類の発生がこの時期なので、ヒメハナやその餌となる害虫ではないアザミウマ類に影響しなければ良いのですが。


>さて、そのじいさんが病院帰りに我が家に立ち寄ったものだから、ニジュウヤホシのことを話してみました。こちら
>では、ニジュウヤホシのことを「サル」と言います。
>「おるおる、毎日、割り箸に木工ボンドをつけて、葉っぱを撫でまくっとるよ。おもしろいように捕れる。今までナ
>ス8本の木で、500〜600匹くらいは取ってる。午後3〜4時くらいになったら飛んできよる、、、、、」
>「ん?そんなによそから飛んでくるのですか?だったら、初期の段階でつぶして廻って、サルの密度を低くしておい
>
>市川さんの昆虫に対する感度は、いっぺんだまされてみようかと思ってしまうものがあります。
>ご進物でもらった木酢液がいっぱいあるので、それにトウガラシをいっぱいつけ込みました。ニコチン液を散布する
>前に、ニコチンではウィルス病の心配があるので、トウガラシでうまくいけばもうけもの。まずトウガラシでやって
>みて、それでダメならニコチンをやってみようと思っています。
>最近はずぼらになって、葉面散布なんてここ数年やっていませんが、ダメでもともとです。

 

*****************************************************
大野和朗  (Kazuro OHNO)
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1−1
宮崎大学農学部食料生産科学科 応用昆虫学研究室
電話 0985-58-7578(直通です)
FAX   0985-58-2884(注:番号以前と変わっています)
e-mail: ohnok@plant.miyazaki-u.ac.jp(研究室)
携帯電話:090-7922-4772
携帯メール:tenteki_4164.ohno@docomo.ne.jp
      (天敵、良い虫に変更!しました)     
key words:IPM, Biological Control, Insect Ecology
*****************************************************