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[IPM:471] ff 幹事会報告



IPMMLのみなさん

羽曳野田中寛です。

/遅くなりましたが,田中394で述べたとおり,12月1日に静岡で天敵利用
研究会終了後に開催された face to face 幹事会の結果を報告します。
IPMMLのみなさんの意見をいただければ幸いです(とくに,4.周辺システムの
整備,および,5.他組織との連携)。

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1.カルテ数増加のための手だて
(1)「まずは隗より始めよ」であり,幹事会メンバーによるカルテ作成をさらに
促進する。
(2)HP上の直接入力だけでなく,手書カルテの郵送,ワープロソフトカルテの
メール送付等を受け付ける(2001年3月まで農研センター研究情報部で
暫定的に受付中)。
(3)日本植物防疫協会(日植防)の生物農薬委託試験成績をカルテとは
別個に全文検索可能にすることにより,カルテと同等の利用ができる
よう(できればカルテと同時検索ができるよう)検討する。
(4)天敵カルテHPの階層構造とデザインを改良し,アクセスを容易にする。
(5)カルテを(天敵がうまく使えなかった場合の)問診票としても利用する。
(6)都道府県生物農薬展示圃試験結果のカルテ化を検討する。

2.カルテシートの問題点
(1)カルテの記入様式に不便・不自由な点が多いため,日植防委託試験の
様式を大幅に採用し,改善する。
(2)記入者による入力後修正を可能にする。

3.レフェリーの問題点
(1)レフェリーという名称は誤解を招きやすいので,匿名を廃止するとともに,
カルテ入力アシスタントという名称に変更する。
(2)メールアドレス所持者の手書カルテやワープソソフトカルテ(1-(2))を
農研センター(暫定)が代理入力する場合,所持者をカルテ入力者として
登録し,入力アシスタントからの問い合わせ等を直接回送する。

4.周辺システムの整備
(1)繰り返し,天敵カルテの open source,open data システムを広報し,
周辺システム追加希望者を募る。
(2)農水省研究機関を中心に立ち上げられつつあるITプロジェクトとの
連携整備を進める。

5.他組織との連携
(1)バイオロジカルコントロール協議会,天敵利用研究会等との連携を
はかり,(ML等も含む)天敵カルテシステムの活用を検討してもらう。
(2)普及実践事業等に活用してもらえるよう,普及ネット(EI-NET)等との
連携を検討する。
(3)IPMMLメンバーを仲介として,また機会をとらえて,農家組織をはじめ,
さまざまな組織との連携をはかる。

6.企画幹事会解散と運営委員会設置の見通し
(1)当初は2001年2月に幹事会解散と運営委員会設置を予定していたが,
システム整備とデータ蓄積が遅れているため,延期する。
(2)運営委員会設置の遅れのデメリットをカバーするために,メンバー
多様化のための幹事増員を検討する。
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田中 寛 (たなか ひろし)
大阪府立農林技術センター病虫室
(兼)大阪府立大学連携大学院
〒583-0862 羽曳野市尺度442
Phone: 0729-58-6551(内232)
Fax: 0729-56-9691
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