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[IPM:788] Re: 生物農薬
田中様
大変参考になります。ありがとうございます。
表Ⅱに相当する番号がありませんが。
農業技術センタ− 奈良 絵美
----- Original Message -----
From: "Takayuki TANAKA" <ttanaka@aa-1.ktokai-u.ac.jp>
To: <IPM@ml.affrc.go.jp>
Cc: <IPM@ml.affrc.go.jp>
Sent: Thursday, July 26, 2001 1:49 PM
Subject: [IPM:787] 生物農薬
> ☆★☆★☆★☆★九州東海大学の 田中です ☆★☆★☆★☆★
>
> 6月27日に生物農薬-登録状況を作物毎にまとめなおしたものに対し以下のご意見
を
> もらいました.そこで7月6日に追加されたものをもう一度まとめなおしましたので
ご
> 利用ください.
> http://www.ktokai-u.ac.jp/~ttanaka/organic/Biochemistry.htm
>
> なお,背景の色がが出たりでなかったりするなどまだ問題もありますが,’作業
’
> に1ヶ月近くかかってしまいました.結構面倒でした.
>
> >
> >作物毎に整理していただきありがとうございます。
> >
> > ただし、農薬登録という観点からは、薬剤の種類名で表しますと
> >問題が生じる恐れがあります。
> > たとえば古いBT剤の登録などは、「アブラナ科野菜」として
> >殆ど同じ内容の登録でしたが、最近登場した新しいタイプのBT剤や
> >古い剤の製剤変更したもの等では、薬剤名毎に登録内容が
> >違っています。 つまり「BT剤」という同じ種類でも薬剤名毎に
> >使用できる作物と出来ない作物があります。 このあたりを第三者が
> >誤認しないようにするには、薬剤の種類より名称で整理された方が
> >よろしいかと思います。
> > これは天敵についてもしかりです。
> > 先発の開発メーカーと、後発メーカーのそれでは登録内容が違います。
> >「同じ天敵(昆虫)なのに何故?」とか「農薬登録制度が悪い」
> >とかの議論もありますが、製剤毎の活性の違いやそれに伴う
> >効果の安定性、ひいては開発者の権利を守るのが「登録制度」
> >しかないと言う現実もあります。 現状では生物農薬もれっきとした
> >「農薬」の扱いになっている以上、使用者のみならず指導機関の
> >方々もこれに従わなければならない現実があります。
> >
> >硬いことを書きましたが、公表される場合にはこの点にご留意いた
> >だきたいと思います。 よろしくお願いします。
>
>