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[IPM:1076] 減農薬栽培と天敵保護



IPM−MLの皆さん
石塚@日植防です。

 先月当協会主催のシンポジウム「防除体系を考える」の際
こんな話題がのぼりました。 講演の中だったか、夜の部
だったかは忘れましたが...
ご意見を頂けますと幸いです。

 減農薬を進めていくと、その圃場全体の防除圧が下がり
それまで問題にしていなかった病害虫が出てくると言う
話の続編でです。
 農薬の散布回数や薬剤数を減らすことがかなり大きな
目標として掲げている地域・産地が増えているが、それを
現場で実際に進めていくためには、IPM向けの農薬では
まかなえきれずむしろ殺虫スペクトルの広い、しかも残効
の長い剤を使う方向へシフトしていくのではないか? 
そうなると、害虫も含め周辺の天敵もかなりのダメージを
受けるようになるのではないかと言うことです。 
持続的な天敵を保護していく農法とはかけ離れていくのでは
ないかと言う指摘です。
特異的な(スペクトルの狭い)剤を使うと対処療法的に使う事
になる場合があるでしょうから。

 まあ「IPM」のレベルが低い段階での話かも知れませんが
現場としてはこんな時期をしばらく経過しないと、到達点には
達せないのでしょうね。