-----Original Message-----
From: 唐沢トマト工房 [mailto:tomato-c@smile.ocn.ne.jp]
Sent: Wednesday, November 26, 2003 6:21 PM
To: IPM@ml.affrc.go.jp
Subject: [IPM:1322] Re: ツヤコバチでの防除に失敗奈良さん、和田さん早速のレスありがとうございます。今回のメーカーは2回とも、キャッツです、2年前は現在のシンジェンタ(トーメン)です。> もちろんホストフィーディングという体液摂取があったのかもしれませんが。幼虫を顕微鏡で確認したんで間違いないと思われます。> 1.コナジラミの種類がシルバーリーフであった場合。(それでも若干は寄生されますが> マミーの色は薄茶色)メーカーも確認してコナジラミに間違いありません。> 2.コナジラミの密度が低く、マミーもかなり長い時間探さないと見つからない。> (このケースはよくあり慣れている人が見ないと見落としがあることはしばしば)。葉裏には一目見れば分かるほど蛹や抜け殻がありますので量的には問題ないと考えますまた、5月初旬に葉裏に出来た乳白色のマミーが結構あったし、成虫もかなり確認できました。> 私として考えられる可能性の高いのは3、4および2かなと思いますがご意見賜りたく。> 気温が高いほど黒化への時間は早まります。これは天敵利用の基礎知識という本のなかに> グラフがあるので参照してください。> 夏場ではマミーだらけということはしばしば見られます。> ただよくいうのですが、マミーもさなぎも少ないほうがいいのです。> 天敵利用、生物防除の目的は害虫による被害を低減することです。1回目の放飼の時期はそれほど成虫も蛹もいませんでしたが放飼してツヤコバチが活動を始める2〜3週間後に蛹が増え始める時期を逆算して放飼の時期を決めたのは来園したメーカーでしたので適期がずれていたとは思われません。> 唐沢さんのハウスではすす病がおこったのでしょうか?たまりかねて殺虫剤の散布をしたのが6月中旬ですからこの時はトマトのヘタが黒くなる(すす病の影響で)ほどでした。期間的には2回目の放飼でマミーが黒くなる時間的期間は十分あったと思います。また、栽培方式が「水平放任」なので葉かきは殆どしません。**************************************
長野県上伊那郡箕輪町中箕輪1989
唐沢トマト工房
唐澤 金実
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