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[IPM:2036] バイオコントロール協議会よりお知らせ



IPMML の皆さま、

日本バイオロジカルコントロール協議会の講演会のお知らせです。10月8日木曜日です。
よろしくご参加たまわれば幸いです。  アリスタ 和田哲夫

日本バイオロジカルコントロール協議会 講演会のお知らせ
日  時 : 10月8日 (木)   受付 12時より  講演 13時30分より 17時30分まで。 

講演内容

全農:   挨拶                               	13:30−13:45
講演1 「微生物殺菌剤の現状と今後の展望」
     東京農工大学 農学部   有江 力氏           	13:45−14:30
講演2 「昆虫病原性線虫製剤による枝幹害虫防除」
     福島県農業総合センター 生産環境部 荒川昭弘氏	14:30−15:10
休憩              		15:10−15:20
講演3 「カブリダニによるいちごのハダニ防除」
     埼玉県農林総合研究センター 病害虫防除技術担当 
畠山修一氏      	15:20−16:00
講演4 「コナジラミ類に対する気門封鎖剤と微生物殺虫剤の相乗効果の可能性」   
     岐阜県農政部 技術支援担当   杖田浩二氏   	16:00−16:40
講演5 「神奈川県におけるIPM研究の歩み」   
     神奈川県農業技術センター 果樹花卉研究部兼農業環境研究部   
小林正伸氏       	16:40−17:20


事務連絡                                       		17:20−17:30

       
 
        

なお18時30分より情報交換会を予定しております。

講演会場 : 全農 営農総合対策部 営農・技術センター
神奈川県平塚市東八幡5−5−1    
        TEL : 0463-22-1023    
        地図 : 下記のHP参照してください。
 http://www.zennoh.or.jp/ZENNOH/DATABANK/eigi/index.htm   ;
全農 営農・技術センター
〒254−0016 神奈川県平塚市東八幡5−5−1
JR東海道線平塚駅からタクシーで約10分
バスの場合・東八幡工業団地行(9番乗場)全農前降車
情報交換会場 : グランドホテル神奈中 平塚
http://www.grandhotel-kanachu.co.jp/hiratsuka/access/index.html ;
「JR東海道線平塚駅」南口から徒歩1分
参加費 : 会員 1000円、  
        会員以外 2000円 (機関誌込み)
       情報交換会 6500円 を予定しております。
申し込み先 : バイオロジカルコントロール協議会事務局 (締め切り9月25日)
         幹事 : 佐久間 清   kiyoshi_sakuma@xxxxxxxxxxxx 
                  ( ccで小野ミドリ宛もお願いします。 midori_ono@xxxxxxxxxxxx )      
         ファクス : 03−5825−5501
         郵便でのご連絡は 東京都中央区東日本橋1−1−5
         ㈱エス・ディー・エス バイオテック内 佐久間 清宛
         申し込み時、全農所内見学、情報交換会の出欠についてご明記ください。



以上
日本バイオロジカルコントロール協議会

 

-----Original Message-----
From: 田中寛 [h.tanaka] [mailto:h.tanaka@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx] 
Sent: Tuesday, September 15, 2009 11:03 AM
To: IPM@xxxxxxxxxxxxxx
Subject: [IPM:2035] 遅ればせながらRE藤澤IPM:2030Re: 4ケタ/g(土壌)

藤澤さん,IPMMLさん

田中寛@大阪環農水総研です。

これもやっぱり,うちの中曽根さんに聞きました。

青枯病のような土壌病害(土壌と接触している組織で感染が成立する病害を
土壌病害と呼んでいます)では菌密度と発病の関係が単純なため
(比較的よく)わかっていますが,
イチゴの炭疽病のような地上病害では菌密度と発病の関係が複雑なため,
よくわかっていません,というか,菌密度と発病の関係をつけにくい,
とのことです。

ちなみに,気温・降水量と害虫の発生量の関係をよく尋ねられますが,
病害はいもち病やかんきつの黒点病など,降水量が増えると発生が
増加するという関係が(比較的)はっきりしているものが多く,
わかりやすいのに対して,虫害はわかりにくいものが多いようです。
虫害の場合は気温・降水量が天敵の発生量にも影響を与えて,
害虫の発生量が一筋縄ではいかないのがその原因のひとつではないかと
(田中は)考えています。この仮説を検証するのは容易ではありませんが。

病害や雑草のことを勉強すると,かえって虫害がわかりやすくなりますね。

-----Original Message-----
From: Shizuo FUJISAWA [mailto:sizuo@xxxxxxxxxxx]
Sent: Friday, September 04, 2009 10:57 PM
To: IPM@xxxxxxxxxxxxxx
Subject: [IPM:2030] Re: 4ケタ/g(土壌)

田中さん、いつもありがとうございます。
 苺農家の藤澤です。

田中さんの書かれた
> 青枯病に詳しいうちのグループの中曽根渡さんによると,
> (1)ナスやトマトでは通常4ケタ/g(土壌)の青枯病菌がいると発病し,
> 養液栽培では3ケタ/gの,より低密度で発病する,
> (2)(実証していないからわからないが,たぶん)EC=9程度では
> 青枯病菌の活動を抑制できないだろう,とのことでした。
上記の数字ってすごいですね。
土壌中に青枯病菌がゼロは難しいけれど、発病しない程度という加減が
あるように思いました。

苺の炭そ病も同じような数値があるモノでしょうか?
「自分はある」と何となく実感しています。


 ( 静岡県三島市 苺農家 藤澤 鎭生  )