[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[IPM:2037] Re: 免疫タイプ



本多さん、いつもありがとうございます。
 苺農家の藤澤です。

免疫タイプとは、病原ウイルスを接種しても増殖しない野生植物が基本なのだけれど、
その上をいく病原性ウイルスも出現しやすいと分かりました。
もし自分がトマト農家なら、TYLCVがただの病原性ウイルスになって、
今現在行われているような厳しい環境を作り出さなくても良いようになると良いなあ。
などと思いました。
これほど強い病原ウイルスにな、本多さんの書かれた
> 新しいウイルス変異株や殺虫剤抵抗性害虫の出現を防ぐためにも、一つの防除 
> 手段に過度に依存せず、様々な防除方法を組み合わせて病害虫の発生を管理す 
> る総合防除(IPM)の取り組みが重要だと考えています。

これを実行してゆくことで克服できると、出来て欲しいと思います。

自分の身近なトマト農家の中には、物理的にオンシツコナジラミを完全というくらい
飛来を防いでいることで、他の害虫の飛来も少なく、天敵利用に興味を持っている
農家があったりします。
それより、もう少し緩やか環境でも天敵利用の実績が生まれると、
だれでもTYLCVを克服・乗り越えられるように思うのです・・・。自分の期待です。
TYLCVは、全く持って発生してしまうと農家を崖から突き落とすような病原ウイルス
だと思います。


(静岡県三島市 苺農家 藤澤 鎭生 )