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[IPM:2094] Re: 米国の有機農業



桐谷さん、みなさん、
 苺農家の藤澤です。

有機農法でも慣行農法でも、ただの虫が害虫になる事のリスクを
思って、いろいろな手段をとっている。と思って良いのでしょうか?

米国では絶対的な虫の数が少ないことで、日本よりいい加減な
手法でOKということかな?

積極的な虫の活用も必要であると思います。
天敵利用を続けていると、害虫防除がゆっくり安心して出来る事が
一番であると感じます。

苺のハダニについて、今年は、積極的な化学農薬の散布は、親株の
届いた3月から年を越した1月までで、コロマイト水和剤の一度の
散布で、ハダニを今日現在見つける事がありません。
天敵利用前では、考えられなかった事です。

ハダニ以外の害虫防除の化学農薬散布は、しています。
こちらも以前より、断然少なくなっています。


(静岡県三島市 苺農家 藤澤 鎭生)