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[IPM:1814] Re: オオタバコガ



Shizuo FUJISAWAさん、こんにちは。 西湘行Cの関塚です。

>そこで、チューブタイプの交信撹乱剤を上手く利用できない物かと思いました。
>苺栽培の場合、水田の中に点在していたり住宅地に点在している場合もよくあります。
>地域でまとまって配置出来ないので、何とか10アールだけでも出来ないものかと・・・?
>オオタバコガが食害しない植物(ソルゴがそれに当たるなら良いのだけれど)で
>ビニールハウスを囲い、そこにチューブを取り付けて雄を呼び寄せる。
>雌は食害しやすい植物にいる可能性が大きいので、その効果が大きくなるとか。
>
>苺栽培にあった方法があると、いいなあ・・・。


イチゴの場合、露地(育苗)と温室に分けて考える必要があると思います。

温室であればネットを張ってしまうのが一番だと思います。
夜蛾類対策ならそれ程、目が細かい必要はないので換気もそれほど問題ないのでは
ないかと思います。

育苗を露地で行っている場合が問題になりそうです。
8月末〜9月頃に夜蛾類の被害が多発する事が多く感じましたが、まだ露地にある
時期ですよね。
そこで交信攪乱の話になるのだと思いますが、面積が多い方がより確実に効果が発揮
されるようです。
とは言え、小面積でも、それなりに効果がある場合もあると聞きます。
聞いた話では風が強いと拡散されて駄目とか、関連して地形によっても影響あるとか。

育苗期でもネットを張る方が早い気はしますが、台風の多い時期なので悩みどころ
ですね。

奈良県農業技術センター研究報告第37号に國本氏の「露地圃場での簡易な害虫侵入
防止ネット設置方法の開発」というのが出ているそうですが、私もタイトル以外は
見てません。入手できて、藤澤さんのケースに対応できそうなら、また、御連絡します。




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関塚 知己(sekizuka tomoki)<sekizuka.ig1a@xxxxxxxxxxxxxxxx>
神奈川県西湘地域県政総合センター農政部地域農政推進課
神奈川県小田原市荻窪350−1 〒250−0042
電話0465−32−8000、FAX0465−32−8111
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