大野様
始めまして、回答のご連絡をいただきましてありがとうございます。
ズッキーニ栽培初年度は、うどんこ病で大騒動。
2年目の昨年はハモグリバエ蔓延でズッキーニの寿命が縮みました。
常に、JAの指導を仰いでおりますが、私の能力不足だろうと思います。
農協は本来のあり方を模索しているのでしょうが、
なにぶん若い営農指導員は、ご自分方で知識の無さを吐露して
あとはあなたの考え方だとの指導になっています。
これは致し方ないことだ、私も思っています。
彼らは、給料さえもらえればよくて、自分で栽培の結果の生き死にを感じることではないのです。
ですから、私はIPMで自分の農業を作り上げていこうと決意しました。
さて実は、大野先生には、連絡をしてお会いするように勧められておりました。
それは、
近畿中国四国農業研究センター
水田作研究領域 病虫害研究グループ 安部 順一朗さんから勧められたものです。 しかし、大野先生はあまりにもお忙しく、私などには会えないだろうとも
助言をいただいておりました。
私は妻と二人で、宮崎の地に骨をうずめる覚悟できております。
そして、大野先生のご専門の農法でこれからの農業をいたす覚悟です。
嬉しいことに、電話をしても良いとのお言葉でしたので
その10分をいただけるのでしたら、いつでもすぐにお伺いいたします。
10分ください。
川南町から、いつでも参上いたしますのでアポイントの日時をいただければ幸いです。
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〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町大字川南13509-32 ♪ 木村 幸司 電話: 0983-27-1211 FAX:0983-27-1211 携帯:090-8943-6804 HP:http://www14.ocn.ne.jp/~air0911/ ブログ:http://kojifarm.exblog.jp/ *************************************** 木村様 宮崎大学@大野です。 “ハモグリバエで痛めつけられた”という話から、まず害虫を増やすような農薬散布をされていることが伺えます。つまり、天敵を殺すような農薬を散布して、害虫の増加を促してしまっている状況です。失礼な言い方になるかもしれませんが、いまどきハモグリバエの発生が問題になるような状況を作ろうと思ったら、計画的にどぎつい農薬を散布しない限り、ハモグリバエは絶対に増えません。昨年、鹿児島の大隅地域の一部で菊栽培でハモグリバエが増えて困っているという話があり、散布農薬を変えてもらったらほとんどハモグリバエは発生しなくなりました・・・多様な種類の土着寄生蜂がハモグリバエの発生を抑えてくれます。 マンゴーやハウスで天敵を使う場合、天敵の働きを高める(強化)するような栽培環境づくりを勧めます。 露地畑は何を栽培していらっしゃいますか? とりあえず、具体的な話と方策について、電話いただければこちらで相談や予備調査、助言ができると思います。 基本的に農薬を減らしたい、あまり使いたくないということであれば、変な言い方ですが、「農協で指導される農薬」の一部を見直す必要があります。 取り急ぎ、回答まで。 ********************************************************** 宮崎大学農学部植物生産環境科学科 (応用昆虫学分野) ★★准教授 大野和朗 Dr. Kazuro OHNO(北棟724) Tel & Fax
0985-58-7578 〒889-2192 宮崎市学園木花台西1-1 お急ぎの方は大野携帯までご連絡ください。090-7922-4772 バイオロジカル・コントロール(朝倉書店,2009年3月末出版) 生物間相互作用と害虫管理(京大学術出版,2009年2月末出版) NEW!
ホームページ:http://www.miyazaki-u.ac.jp/~ohnok/ ********************************************************** |