[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[IPM:1961] Re: クロヒョウタンカスミカメを見つけました



三浦さん、永井さん、IPM−MLのみなさん。
 苺農家の藤澤です。

今朝8時、吸虫管でクロヒョウタンカスミカメを捕まえてみました。
吸虫管に使っているのは、500ミリリットルのプラスチックの広口瓶です。
6匹ほど捕まえたと思ったのですが、1匹はアリであったと思います。
広口瓶の中を覗いて見ていると、アリはエサを探して触覚を左右に振りながら
探し歩く感じ、それに対してクロヒョウタンカスミカメは、逃げるように
あちらこちらに動き回る。そんな風に思いました。
プラスチックボードに、はたき落とした時も、アリは、それでもエサを探し回って
いるし、クロヒョウタンカスミカメはあっちこっち逃げ回るか物陰に隠れると
思って良いのではと思いました。

そんなクロヒョウタンカスミカメですが、いろいろな人に見てもらおうと
持ち歩いていたら、死んでしまいました。吸虫管の中が暑くなってしまった
ようです。
野外でクロヒョウタンカスミカメを採取するときには、吸虫管の保存場所に
保冷剤の入ったクーラーボックス(発泡スチロールの箱等)が必要だったと
思いました。
クロヒョウタンカスミカメを野外で採取する時は、少々間違ってアリを採取
してもOKなのではないかと思いました。アリはたいした害虫にならない
ように思うのですが・・・。


(静岡県三島市 苺農家 藤澤 鎭生)